自民党東京都連は3日、自民党本部で衆院選(15日公示、27日投開票)に向けた会議を開いた。東京23区(町田市)から立候補予定だった小倉将信元こども政策担当相(43)が体調不良に伴う治療への専念を理由に急きょ、不出馬を表明したことについても、報告がなされた。
都連会長の井上信治・元万博相は会合後の取材に、「本人の決断なので、残念ですがいたしかたない。23区についての経過をご説明した」と述べた上で、後任については「地元の方でまずは考えてほしいということを、都連としてお願いした」と述べた。
公示まで2週間を切る中、新たな候補者を探さなくてはならない異例の事態に陥っているが「(後任の)名前はまだ、挙がっていない。今、地元の方で検討していると思う」と述べるにとどめた。
会合には、旧安倍派幹部で政治資金収支報告書への不記載額が、5年間で2728万円にのぼった東京24区選出の萩生田光一前政調会長らも出席した。派閥裏金事件の衆院選への影響や懸念について、井上氏は「特に議題にはなっていない」と述べるにとどめた。
10月1日に石破茂内閣が発足してから初めての各社世論調査では、内閣支持率は岸田政権時よりは上がったものの50%前後にとどまり、「ご祝儀相場」とはいかなかった。こうした世論の反応を受けて井上氏は「そういう意味では、今回の選挙も大変厳しいという風に思っている。緊張感を持ってしっかり取り組んでいきたい」と口にした。

