<1>ワンブランチ(函館10Rかもめ島特別・14時50分発走)

函館でのデビュー戦を制したワンブランチ(2023年7月2日撮影)
函館でのデビュー戦を制したワンブランチ(2023年7月2日撮影)

函館芝1800メートルを得意とする種牡馬といえばハービンジャーだ。19年以降での10勝は、種牡馬の中で単独最多を誇る。

現役時代は英国を拠点に時計のかかる芝の中距離で活躍したように、洋芝に適性がある。先週の五稜郭S(3勝クラス、函館芝1800メートル=やや重)も同産駒のキミノナハマリアが勝利した。

この勢いで、今週も函館芝1800メートル2戦2勝のハービンジャー産駒ワンブランチが函館最終週の土曜メインを制する。


<2>アストロフィライト(小倉10R不知火特別・15時00分発走)

2月11日小倉7Rの4歳上1勝クラスを制したアストロフィライト
2月11日小倉7Rの4歳上1勝クラスを制したアストロフィライト

1年9カ月という長いブランクから復活した素質馬が躍進だ。デビュー2戦目だった休養前の白梅賞は0秒2差の4着だったが、このときの勝ち馬カワキタレブリーはのちのNHKマイルC3着馬。同3着のセルバーグは昨年の中京記念を制覇と、レベルの高い相手に接戦をしていた。

デビュー3戦目も3着だったが、この時に首差の先着を許した2着馬ディオは、のちに2、3勝クラスとリステッドを3連勝し、先月の米子Sでも2着。アストロフィライトの高い素質は、対戦相手から浮き彫りになる。

前走の8着敗戦は重馬場に泣いたが、今回の小倉芝1800メートルは、父ディープインパクトが19年以降で種牡馬として最多の27勝を挙げる得意舞台。2勝クラスで足踏みする器ではない。


<3>プレリュードシチー(福島10R信夫山特別・15時10分発走)

23年11月、京都2歳S2着のプレリュードシチー(右)。左は勝ったシンエンペラー
23年11月、京都2歳S2着のプレリュードシチー(右)。左は勝ったシンエンペラー

昨年の京都2歳S2着の実績が光る。当時の1着馬シンエンペラーと4着馬ダノンデサイルはダービーで3、1着。この馬の能力も相当なものだ。

前走の京都新聞杯は15着と大敗だったが、1角で不利もあった。この中間は6月半ばから乗り込まれており、力を出せる状態。2勝クラスなら、久々でも能力の違いで何とかできる。


【先週土曜の結果】

<1>エコロアイ

小倉11R釜山S 2着(2番人気)

<2>コーラルムーン

函館9R北斗特別 6着(6番人気)

<3>マイネルダグラス

福島10R猪苗代特別 4着(5番人気)

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。