4日に川崎900メートルで争われた日吉オープンはA1がわずか2頭。多くが距離を求めた格上挑戦だった。制したのはB1から挑んだ川崎のパレスレガシー(牡4、佐藤博)。これで転入後は10戦7勝。900メートルに限れば8戦7勝。超短距離路線に新星誕生の予感だ。
その口取りに愛知のトップジョッキーだった吉田稔元騎手が並んでいた。当日に何度か姿を見かけたが、勝ち馬の関係者だったとは知らなかった。現在は千葉県のシーホースステーブル代表。聞けば前走後に佐藤博師から調整を依頼されていたという。「良くなって帰って行きましたね。今日はオープンで試金石。内容によっては(この先も)と思ったけど、これで勝てるということはね」。重賞の勝ち馬もいたメンバーでの好走に絶えず笑顔だった。
佐藤博師は「人が乗ると結構やんちゃで、背腰も疲れていたので、トレッドミルを中心に、たまに乗ってもらって。稔さんぐらいのジョッキーだと乗ればすぐに良しあしは分かりますからね」。地方2524勝、中央160勝の名手の手腕も借りてオープン勝ち。それでもまだA2なので、次走は900メートルのA2下特別を狙うという。【牛山基康】



