最後の兄弟対決から2年半、2人の念願だった兄弟タッグが実現した。9日の川崎9Rで川崎の酒井忍調教師(52)が管理するフィアマフルミネに中央の酒井学騎手(45)が騎乗した。
騎手だった兄は22年10月6日のレディスプレリュードで12年ぶりに弟と対決。その2カ月後に調教師となり、翌年に開業。タッグを組む機会をずっと待っていたという。「前回、スパーキングレディーCで来た日は使っていなくて」と兄。開業から間もない23年7月5日に弟が川崎に参戦したが、当日に管理馬の出走がなく、川崎記念で参戦した今回まで持ち越していた。
せっかくの初タッグ。最後の兄弟対決で当コラムに掲載した写真と同様のポーズを頼むと満面の笑みで再現。相変わらず仲がいい。パドックで兄に足上げされる前に深々と頭を下げた弟の姿もほほ笑ましかった。
結果は4着。弟は「千四から二千だったので、正直ちょっと大事に乗りすぎたかな」。兄は「初めての距離。思ったよりもジリジリなんですよね」。それでも初タッグに兄は「変なドキドキがありましたね」。弟は「うれしかったです」。それぞれ次の機会を楽しみにしていた。【牛山基康】



