5月28日に笠松で行われたオグリキャップ記念。船橋からは連覇を狙うムエックスが選定馬になっていたが、5月19日に回避が発表された。ここから再始動と聞いていたので不思議に思い、張田師に聞くと、ここに向けた調教中に骨折、その後に旅立ってしまったとのことだった。8歳。今年初戦の梅見月杯では10着に敗れたが、立ち直れば連覇も狙えるだろうと思っていただけに残念でならない。
結果的に船橋からの出走はなく、南関東からは2頭が出走した。船橋1000メートルのJBCスプリントなどを制した大井のファーンヒル、中央時代に日本テレビ盃などを制した浦和のウィリアムバローズ。前者が逃げ、後者が2番手という展開になり、直線で後者が抜け出した。だが、2頭で決まるか、というところに後方から1頭が急襲した。愛知のケイズレーヴ(牡4、榎屋)。同馬には初騎乗の笠松リーディング、渡辺竜也騎手(26)が導き、外から豪快に差し切った。2日の地方競馬ジョッキーズCSで船橋に来ていた鞍上に聞くと「あの日の馬場も把握していたので」という当日の傾向に加え、同馬の過去のレースぶりから「2ハロンビシッと追ってきた方がいいイメージがあって」。末脚勝負の作戦もはまった。
昨年はムエックスがオグリキャップ記念をステップにさきたま杯で2着した。ケイズレーヴの今後の動向も注目したい。【牛山基康】



