14日の日曜(日本時間の同日午後9時33分発走予定)に行われるG3プランスドランジュ賞(芝2000メートル、パリロンシャン)の出走馬が決まりました。

第1回の登録を済ませた馬は35頭いましたが、サンクルー大賞とキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを連勝したカランダガンがG1英チャンピオンS直行を決めて回避。2番手以下とみられていた馬たちも、クロワデュノールに恐れをなしてか続々と取りやめて7頭立てになりました。

G3プランスドランジュ賞

枠順(馬番)馬名 騎手 印

1(6)ナラーン O・マーフィー▲

2(1)ボルスター PL・ジャマン

3(7)デュモネ C・デムーロ☆

4(2)ダーリングプリンス T・バシュロ

5(3)クロワデュノール 北村友一◎

6(5)ウトレ A・マダムト△

7(4)ダリズ M・バルザローナ◯

クロワデュノールはあえて本番の3週前となるこのレースを足慣らしに選びました。前週のニエル賞という選択肢もあったはずですが、2400メートルより2000メートルを選んだのは、陣営にそれなりの思惑があるからでしょう。主な出走馬は以下の通りです。

ボルスター(牡5、父インヴィンシブルスピリット)

英国調教の5歳牡馬。ここまで12戦5勝、キャリアのハイライトは昨年11月にニューマーケット競馬場で行われたリステッドのジェイムスセイモアS(芝2000メートル)で、ここは重い馬場を先行してゴールで鼻差残しました。今年は3戦未勝利。唯一の重賞参戦となった5月のG2ハクレイS(芝2100メートル、チェスター)は4着でした。

ダリス(牡3、父シーザスターズ)

フランス調教の3歳牡馬。5戦4勝。デビューから4連勝で臨んだG1英インターナショナルSは長い直線の半ばで見せ場は作ったものの、最後はばててしんがりに終わりました。パリロンシャンは3勝(2100メートルで1勝、2000メートルで2勝)。地元に戻って巻き返したいところです。

ウトレ(セン3、父ペルシアンキング)

フランス調教の3歳去勢馬。今年4月にデビューして4戦3勝。最初の3戦はマイル戦で1、1、5着。前走は芝2000メートルのリステッド競走を7馬身差で完勝しました。ここが試金石です。

ナラーン(牡3、父メイクビリーヴ)

英国調教の3歳牡馬。今年5月にオールウエザーの一般戦で初陣を飾ると、2戦目にウインザーの芝2000メートル戦を4馬身差で快勝、ハミルトン競馬場で行われたリステッド競走のハミルトンS(芝2200メートル)を断然の1番人気に応えて優勝(2着と鼻差)しました。3戦3勝とまだ、底を見せていない不気味さを秘めています。

デュモネ(牡3、父ソルジャーホロウ)

通算7戦4勝。2度目の重賞挑戦となった8月のG2ギヨームドルナーノ賞は勝ったアロヒアリイから6馬身半差の4着。ただ、3着だったクアリフィカーが、先週のG2ニエル賞に勝っていて、好走しても不思議はありません。(ターフライター奥野庸介)

※競走成績等は2025年9月11日現在