セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」

「ポスト大迫探し」先送り…問題山積/セルジオ越後

<キリンチャレンジ杯:日本1-0ボリビア>◇26日◇ノエスタ

森保監督も我慢できなかったんだな。3連敗はしたくなくて、中島、南野、堂安を投入するしかなかったんだろう。

日本対ボリビア 後半、ゴールを決めた中島(右)を祝福する、左へ堂安、南野、鎌田(撮影・清水貴仁)
日本対ボリビア 後半、ゴールを決めた中島(右)を祝福する、左へ堂安、南野、鎌田(撮影・清水貴仁)

ちょうどボリビアも疲れた時間帯だったから、効果的だった。相手のミスもあっての決勝点だったし、後半途中から出てくる選手は楽だよ。

先発組は新戦力とベテランがかみ合っていなかった。相手が引いて守る中、よく動いて、パスは回っていたけれど、決定機がない。香川も危なくない場所でボールに触って、はたいていただけで、本来の存在感は見られなかった。

今回の2連戦で、あらためて層の薄さが浮き彫りになった。「ポスト大迫探し」は先送りといえる。南野と堂安も先発すると、後半にはペースが落ち、90分間はもたない。では、そのバックアップとして香川、宇佐美が頼りになるかといえば、疑問だ。新たに呼ばれたJリーグ組は、誰もアピールできていない。アジア杯前から課題だったダブルボランチの組み合わせ、柴崎と組む相棒も見つからなかった。

中島のゴールのおかげで勝ちはしたが、相手はFIFAランク60位。南米選手権に向けて解消すべき問題は山積している。(日刊スポーツ評論家)

 ◆セルジオ越後(せるじお・えちご) 1945年7月28日、サンパウロ生まれ、日系2世。18歳で名門「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍しブラジル代表候補にも選ばれる。72年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多い。

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