日本(FIFAランキング18位)がスウェーデン(同38位)と対戦し、1-1で引き分けた。通算1勝2分けでF組2位で決勝トーナメント(T)進出を決めた。
日本代表DF長友佑都(39=FC東京)が1-1の後半30分に投入され、アジア初のW杯5大会連続出場を果たした。
39歳286日で日本史上最年長出場を記録。ベンチ前でのウォーミングアップ中の心境や森保一監督(57)や後輩たちへの思い、決勝T初戦となるブラジル戦への決意などを口にした。
全文は次の通り。
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「ついに来たか」と、4年間このためにやってきたから。
非常に2試合出られなかったのは悔しさもありましたし、選手で来ているので。
でも腐らずに準備してきたことがここまでつながったと思うので、まずは起用してくれた森保さんに感謝したいな。
あとベンチでめちゃくちゃ声をかけて、応援してくれたんで、エグぐらい応援してくれたんで、チームメイトに感謝したいですね。
(ピッチ落ち着いていたのは)経験ですね。やっぱりそこはワールドカップでしか経験できないもん。
ここまで代表での18年か19年からの経験もありますし、そこは自分が入って落ち着いてプレーできました。
(スウェーデンのエランガとのマッチアップも)そこに関しては森保さんが信頼してくれてるんだなっていうことがまずうれしかったです。
難しい試合でした。
負けちゃダメな試合でクローズをしっかりとしなきゃいけない。(同点ゴールを)打ち抜いてきたエランガ選手が攻めているところでしっかり止めなければいけない。
非常に難しい試合の中で投入されましたけど、「森保さんの信頼に感謝したい」「自分ならやれる」と思って準備してきていました。
練習からも全然やれているという自信があった。
うちにも速い選手がいるのでマッチアップいつも(伊東)純也とか塩貝(健人)もそうだし、やってきても全然めげなかったです。
(ベンチからの試合は)いやー、今日は難しい試合だなと思いながら見ていました。
(相手が)勝たなきゃいけない状況で僕らは絶対負けられない状況だったので、難しい状況でしたけど、「もっとシュート打てるね」。「自分たちの攻撃をもっと出せたんじゃないかな」と思って、そこの部分に関してはまた積み上げも、今日出た課題も取り組んでいきたいなと思います。
(交代前のベンチは)魂の叫びかというぐらい、後輩たちが後押ししてくれたので、エグいぐらいのサポーターがいます。
僕が思っていたのは間違ってなかった。
ベンチから彼らを後押ししたいと思って、出ている選手に「勇気を与えたい」と思って、「絶対に孤独にさせない」と思って、その気持ちが彼らに響いていた、届いてたんだなと思って、それを彼らが逆に体現してくれたんで、こういうことだなと。
今後僕がどうなるかは分からない。ベンチも分からない。
またより一層彼らを後押しするという気持ちにさせてくれたんだなと。
また結束力がたぶん深まると思うんです。心のつながり、魂のつながりを彼らと感じました。
クロスも上げきりたかった。
(鎌田から)いや、もうすごい(パスを)出してくれたんです。
彼らからの信頼も感じましたし、僕に「仕事をしろ」というような大事なパスを受けた。
そこはちゃんと上げて、アシストするなりはしていかないと。
(決勝Tは)もう1個上の相手になってきましたし、そこはもう一回自分自身を信じてほしい。
ただクロス上げるところまでは全然自分は行けるなと思っているのでやれます。
(ブラジルは国際親善試合と)正直全然違います。まずは徹底的に分析をするというところ。個人一人一人の特徴を全員がしっかりと把握するというところが大事なこと。
あとは何度も言いますけれども、どれだけチームが団結できるかっていうところに関してはブラジルは絶対上回ってくるんですけど、それもチームのプレーを上回る。
あとはやっぱり決勝トーナメントになってくると勢いだけじゃダメなんですよね。
そこはロシアワールドカップの時に経験していて、正直、勢いだけでベルギーの試合も行って2-0で勝っていてチームとしてクローズできる状況もあったにもかかわらずまだ勢いでいる。
それを裏返されて戦略的に高い選手を引いて全部戦略を持ってやってきたんで、そこはロシアワールドカップの経験を生かして「勢いだけではダメだ」とちゃんと戦略をもって冷静に戦うべきだなと思うので、そこはやっぱり怖いと伝えたい部分があります。
(優勝は)簡単じゃないですよ。グループリーグも。簡単じゃないけど、また決勝トーナメントに入れば全然1試合1試合が変わってくるので、全然優勝できる力はあると思います。
森保監督はワールドカップの本気の強豪国を体感している。
親善試合でブラジルに勝とうが、ドイツに勝とうが、イングランドに勝とうが。めちゃめちゃ冷静というか、むしろ厳しくなるんですよ。
森保さんの目が「こんなんで満足してるな」って。 本当のブラジルは違う。
本当のイングランド、本番は違うっていうのを森保さんが分かってて、だから僕らも森保さんのその姿と目を見て「こんなもんで喜んじゃダメなんだな」っていうことを選手たちが知るんですよ。
そこは非常に大きいです。
言葉もそうだし、目が笑ってないです。
本当の意味で喜んでいないんです。
危機感の方が強くなるんですよね。
それをその目を見て僕らも危機感で、「これで喜んでるのダメだ」ということを、多分みんな、もう一回気づいて感じている。
そこが今の日本代表の強さで、僕はあると思うんです。
みんな浮かれていない。
冷静な森保監督もいるけど、目つきが変わるこの闘将の顔も、今大会は僕自身が目の当たりにしているグワッときますね。
エネルギーが、ボルテージがグワッと上がるような感じで、優しさと厳しさを兼ね備えている。
4年前よりも熱というか、厳しさなんか、闘将っていうイメージになってきてますし、僕はそう思ってます。
(決勝T初戦で)ブラジルに勝つために戦略を立てる。
一人一人の特徴をみんなが見る、把握する。
あとはプラン。90分で勝ちきれないまでの延長。PKまでその中で勝ちきることが大事なので、そのプランを一つ一つみんながぶれずに今は行くべきなのか、それともしっかりと守って固く守って延長に突入するべきなのか。
そういったところはプランが必要になってくる。
そこは自分自身の経験もあるので、ロシアの経験もあるので、みんなに伝えたいなと思います。
(戦略以外で大事なのは)気持ちの部分です。
冷静さが必要です。熱さだけではなくて、でも熱さも必要なんです。
でも、勢いだけでは勝てないということになっているんです。
そこは冷静さと賢さ、ズル賢さ、というのが非常に決勝トーナメントが特に必要だなと思っています。
頭の冷静さ、賢さ、ズルさ、戦略も含めてこれがないと。
ベルギーもボロボロだったので。
僕らに対するパワープレーのところも練習してたらしいです。
あとで違う選手に聞くと。
そういう戦略を立てて冷静に日本としてやってきて、0-2で負けてても冷静だったと言われる。
もちろん僕らも絶対にそれをでも積み上げてここに来てるんで。
8年間のそれを見せられるチャンスがここに来てるんで見てください。
楽しい、素晴らしい試合を見せますので。


