アジア杯UAE大会に出場する日本代表MF南野拓実(23=ザルツブルク)が8日、アブダビで1次リーグ初戦トルクメニスタン戦に向けた前日練習に参加した。冒頭15分の公開部分では笑顔でボールを回し、W杯ロシア大会代表のMF乾と大会公式球の感触を確かめた。
報道陣の取材には前日7日の練習後に応じ、状態について「個人としても、チームとしても、いいトレーニングを積めている」。FIFAランキング127位(日本は50位)の相手については「映像で見ましたけど、しっかり顔を出して攻撃につなげられれば、いい距離感でボールを受けられれば、前を向くチャンスはあると思う。自分たちが押し込んでいる状況で、ずっと同じテンポでボール回すよりも、ワンタッチとか、誰かのところで相手をはがすとか、が重要になる。その中で個人的には、どれだけゴールに近い位置でボールを受けられるか、と、多少強引でもシュートを打ちにいく姿勢が重要になるかなと思う」と攻略法を思い描いた。
同じリオ世代のMF中島が負傷離脱したが「(中島)翔哉がいなくなったからと言って、誰かが彼の役割を代わりにやる、という考えは誰も持っていない。みんな、それぞれ特長があると思う」。一方で追加招集された乾について「乾君は翔哉と近いプレースタイルというだけでなく、非常に高い技術を持っていて、W杯でもチームを引っ張っていた存在。(中島不在は)問題ないかな。乾君はボールの持ち方とかドリブルのリズムとか、独特なものを持ってますし、チームにとって武器になるなと感じさせてもらいました。頼もしい」と信頼感を口にした。
気の緩みもない。今大会は、前回王者オーストラリアがヨルダンに0-1で敗れたり、タイがインドに1-4で大敗するなど、初戦の難しさが結果として出ている。その中で「オーストラリアの敗戦というのは、もちろん知ってます。そこから僕たちは学ばないといけない。サッカーでは、格下が格上といわれるチームに勝つことがよくありますし、何が起こるか分からないので。しかも初戦。絶対に落とせないので参考にしたい。いい準備をしていくだけだけですけど、その中でも少し意識しながらやっていきたい」と気を引き締めていた。
南野は森保ジャパン最多の国際親善試合5戦4発。今月5日の練習試合(対UAE1部アルワフダ)でも2得点を挙げており、初の公式大会でエース候補として活躍が期待されている。

