日本代表MF宇佐美貴史(26=デュッセルドルフ)が、初の森保ジャパンでのアピールを誓った。

昨年6月のW杯ロシア大会以来となる代表。練習初日を終えた宇佐美は変わらない代表への情熱を口にした。「常にいきたい場所として持っている。自分の気持ちで左右することはない」。今季デュッセルドルフでは途中出場が増えたものの、積極的な攻撃参加でアピールを続けている。

森保体制で初めて訪れたアピールの機会。数多くの国際舞台を経験してきた26歳は「試合に出たときに、どういう選手とそういうプレーができるか。出たとこ勝負の部分もある。試合の中で合わせていく」と力強く語った。

自身が得意とする2列目のポジションにはG大阪時代の後輩であるMF堂安律をはじめ、MF南野拓実、MF中島翔哉といった年下の選手が主力級になりつつある。日本代表の試合はチェックしつづけてきたという宇佐美は「いきいきとエネルギッシュで、いいサッカーをしているなと見ていた」と話した。一方で自身については「競争の1番下からスタートしていく立場だと思っている」と冷静だった。ポテンシャルは随一。等身大のプレーがアピールになる。