U-22日本代表が出場するトゥーロン国際(6月1日開幕)のメンバー発表が17日、東京・本郷のJFAハウスで行われ、大体大のDF田中駿汰(21)が選出された。

メンバー22人のうち、大学生は4人となった。大阪・履正社高で15年全国高校総体の優秀選手に選ばれた田中は「この素晴らしい機会を自分の成長や、サッカー部へ還元できるように、一生懸命頑張ってきます」。20年東京五輪へとつながるチャンスに胸を躍らせた。

同大学では、かつてJ1名古屋やJ2京都にDFとして在籍した松尾元太監督(32)の指導を受ける。

指揮官は「守備的なポジションをオールラウンダーでこなし、高身長(184センチ)と、読みの良さと、足元の技術を兼ね備えている。大学3年(の昨季)ではCBとしてチームの中心となり、DFラインの統率、広範囲のカバーができ、バランスを取りながら1本のパスで、攻撃のスイッチを入れることができる」と教え子を評価した。