日本サッカー協会(JFA)は26日、臨時評議員会を開いて22年度予算を報告し、収入が約192億円、支出が約238億円で、過去最大の46億円超の赤字を見込んだ。

W杯イヤーの代表活動費用や新型コロナウイルスの対策費などで支出が膨らんだ。主な収入源の代表戦のチケット収入は、上半期はコロナの影響を考慮して収容数の上限50%で設定した。取材対応した須原専務理事は「(支出は)一過性のものも多い。積立金で対応できる」と語った。今後の財政基盤の安定化へ、東京・文京区に保有するビル「JFAハウス」の売却も検討しており、来年8月をめどに決定する見通し。