サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が27日、女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会(7月20日開幕)に向けて千葉市内で合宿を開始した。
W杯メンバー発表日の会見で涙を流し「涙は枯らしてきたんですけど」と言ったことが注目を浴びたMF猶本光(29=三菱重工浦和)が、コメントの意図を語った。
2週間前の13日、W杯メンバーに選出されたことに伴う会見で、初選出の思いを問われた。「選出されて、とてもうれしいです。20歳の時、なでしこジャパンに初めて選出されて、約9年間は1度も世界の大きな舞台、大会とは縁がありませんでしたが、ずっと…」と話すと、涙をこらえ切れなくなり、「すいません、何か。涙は枯らしてきたんですけど」と泣き笑いをみせ、そのストーリー性も含めて大きな反響を呼んだ。
猶本の言葉を「長い間、何度も悔し涙を流して、枯れ尽くした」という文脈で理解し、感動した人が多かったが、猶本の意図とは違ったという。「あれ、あの『(これまで)散々流してきたのに』っていうかっこいいやつじゃなくて、『(メンバー発表の)その日泣いたのに』って意味だったんですけど、そういう勘違いされて…」と明かして笑いを誘った。
報道陣から「では次に流すのは?」と聞かれると、猶本は「うれし涙でありたいですね」と笑顔で答えた。

