柏は敵地でビンズオン(ベトナム)と対戦し、今季ACL初黒星を喫した。

 すでに1次リーグのE組1位で決勝トーナメント進出を決めていることもあり、出場機会が少ない若手主体で臨んだ。外国人選手を帯同せず、前戦のJリーグ清水戦の先発から11人全員を代え、先発の平均年齢は26・5歳から22・5歳に若返った。今大会初黒星を喫したが、18歳の中山らが敵地の勝負を体感できた意味は大きい。吉田達磨監督(40)は「20歳そこそこの選手にとって、こんな緊張感のある試合は初めて。その中で発揮できたものは大きかった」と収穫を口にした。