柏が1-0でG大阪を下し、第1ステージホーム最終戦で、今季ホーム初白星(1勝4分け3敗)を挙げた。

 前半から持ち前のパスサッカーを展開。ボール保持率でG大阪を上回り、相手に攻撃する隙を与えない。12分にはMF秋野央樹(20)の右からのFKを、ファーサイドにいたDFエドゥアルド(22)がヘディングでゴールして先制した。

 後半はG大阪が押し込む時間帯も多かったが、柏は後半39分にアンカーの秋野に代わってDF近藤直也(31)を投入。DFラインを5人にして守りきった。柏にとってはアウェーを含めても8戦ぶりの勝利だった。

 殊勲のエドゥアルドは「(FKが)ファーに来ると信じて走った。中央への折り返しを狙っていて、GKもそう思って動いたみたいだったけど、しっかりミートしなかったので、逆にうまくゴールに入った」とラッキーな決勝弾を振り返った。