横浜FCのFWカズ(三浦知良、48)が負傷により、今季中の復帰が絶望となる可能性が出てきた。18日、京都戦(ホーム)に先発し自身の持つJリーグ最年長出場記録を48歳7カ月22日に更新したが、前半17分に相手MFとのハイボールの競り合いでバランスを崩して着地の際に右脚を痛めた。右臀部(でんぶ)から太もも裏にかけての痛みを訴え、そのまま担架でピッチを後にし同21分に負傷交代した。

 試合後は歩いて帰りの車に向かったが「(詳しいことは)分からないです。時間がたってみないと」と言い、近日中に精密検査を受ける。4月に右太もも裏を痛めた際は公式戦復帰まで2カ月かかっている。48歳という年齢もあり、けがからの復帰には慎重な姿勢を取っている。J2は残り5試合で、最終戦の11月23日群馬戦(ホーム)まで残りは約1カ月しかない。プロ30年目のキングは今季ここまで16試合に出場し3得点を挙げている。