浦和MF柏木陽介(28)が、今季からついに「背番号10」を背負うことが13日、発表された。10年の加入以来、司令塔として活躍してきたが、背番号は8だった。今オフにクラブとの話し合いの中で、昨シーズンは空き番だった「10」を志願。首脳陣も快諾した。日本人としては、98年から3年間背負った福永以来、2人目のエース番号となる。
柏木は昨季、ボランチとしてチーム全体のかじ取り役として活躍。3年8カ月ぶりに日本代表への復帰も果たした。「第2のサッカー人生が始まった」と話し、さらなる飛躍も期待されている。サポーターや関係者からの「背番号10」待望論も根強く、機が熟する形で今回の発表を迎えた。
山道強化本部長はさいたま市の埼玉スタジアムで行われた新加入選手の発表会見で「10番を背負いたいという彼の考えは、中心選手としての自覚であり、去年までチームがなし得なかったことへの決意」と説明した。志願の10番継承で、昨季もあと1歩でリーグ、天皇杯のタイトルに届かなかったチームを、今度こそ優勝に導くつもりだ。
他には昨季ブレークしたMF武藤が、福田や永井が背負った「9」に。期待のMF高木が、昨季限りで引退したMF鈴木の「13」を引き継いだ。この日発表された今季のユニホームには、襟の部分に白黒2色があしらわれた。アジア制覇した07年当時に倣った。強い決意の司令塔のもと、浦和が本気で黄金時代の再来を目指す。【塩畑大輔】




