あと1勝でチャンピオンシップ(CS)進出が決まる川崎Fが15日、神奈川・川崎市内で17日の大宮戦に向け調整を行った。

 5月に左足脛骨(けいこつ)を骨折したDF奈良竜樹(22)に続き、この日は4月のナビスコ杯新潟戦で右足首を骨折したDF小宮山尊信(31)も完全合流。年間勝ち点1位へ頼もしい戦力が戻ってきた。完全合流2日目の奈良は「前日は体力がきつかったけど、今日は居残り練習もできたし、ちょっとずつ成長。痛みのリバウンドもなかった」と笑みをこぼした。スライディングなどの接触プレーもこなし「そこが自分の生命線。怖がらずにできた」と手応えを口にしていた。