ホームの川崎Fが開始20分で2得点を奪い、主導権を握った。

 前半6分、FW大久保が放ったシュートのこぼれ球をFW長谷川がネットに突き刺し先制。同18分には、ペナルティーエリア内でMFエウシーニョが落としたボールに反応したMF三好が、左足を振り抜き追加点を挙げた。一方のG大阪は前半のうちに大きな好機を作れず。前半ロスタイムにDF岩下を下げ、MF阿部を投入した。

 後半もペースは川崎F。しかし、20分に左サイドを崩したG大阪は、混戦からDF藤春が押し込み1点を返すと、続く21分にはMF井手口が決めて試合を振り出しに戻す。そして31分、FWアデミウソンがペナルティーエリア手前からミドルを打つと右隅に決めまり、ついに逆転に成功した。G大阪は1点差を守りきり、敵地で逆転勝ち。川崎Fは3戦ぶりに黒星を喫し、年間2位でレギュラーシーズンを終えた。