仙台レディースが3大会連続の4強入りを決めた。前半23分、FW浜田遥(23)が右足でボレーシュートを決めて先制した。後半39分には、この日が28歳の誕生日のDF北原佳奈が、CKをヘディングで押し込んで試合を決めた。

 祝砲を自ら挙げた北原は「みんなからお祝いしてもらってすごくうれしい」と喜んだ。

 23日の準決勝(味の素フィールド西が丘)では、INAC神戸との対戦が決まり、2大会連続で同じカードとなった。昨年は0-2で完封負けを喫した。今季限りで退任する千葉泰伸監督(45)は「壁を破りたい」と、過去2度阻まれた決勝進出に意気込んだ。浜田も「本当に全員で優勝したい気持ちが強い」と燃えていた。