熊本で2次合宿中の北海道コンサドーレ札幌は19日、練習試合明けとあって、快晴の空の下、ランニングと体幹ストレッチで調整を終えた。穏やかな表情で練習を見守った四方田修平監督(43)は「今日は天気も良くて、みんな、いい気分転換になったんじゃない」と、話した。

 開幕の仙台戦(25日・ユアスタ)まで、残り1週間を切った。監督としては初のJ1へ向けて「楽しみな部分と緊張感と、両方ある」と話す。ここまでは故障者が多く、練習試合の結果だけみれば、納得しているわけではない。ぎりぎりまで苦悩は続くが「週末の公式戦に向けて、1人でも多く復帰してくれればいい」と、祈る。

 今日20日は休養日で、21日から、いよいよ開幕前の最終クールに突入する。「開幕戦はゴールじゃなく、スタート。そこで34試合を戦いたい」。本番まで、残りわずか。1分1秒でも、無駄にはしない。