ヴィッセル神戸DF岩波拓也(23)が2試合連続の逆転負けを悔やんだ。

 後半4分にDF渡部のゴールで先制。しかし、同24分に鹿島FW金崎に同点ゴールを許し、41分には背後に抜け出されて相手エースの2点目に屈した。平日ながら1万9039人を集めたスタジアムは大きなため息に包まれ、岩波は「(先制後も)自分たちが負けているような雰囲気で余裕がなかった。鹿島との力の差。力の出しどころの差」と悔しさをにじませた。

 2連敗で11位に後退し、次節は中3日で10位東京戦を控える。ネルシーニョ監督は「守備陣だけの問題じゃない。ゴールを奪われるところの1人、2人の選手だけじゃなく、全体の責任。しっかり分析して、見つめていきたい」と反省点を示した。