スペイン1部アトレティコ・マドリードからJ1サガン鳥栖に新加入した、元スペイン代表FWフェルナンドトレス(34)が15日、都内で開いた記者会見の冒頭で、会見に集まった関係者、報道陣含め200人を対象に、異例とも言うべき即席プレゼント抽せん会を行った。

 トレスは「まずは、たくさんの方にお集まりいただき、心から感謝したいと思います。そこで、プレゼントしたいと思っております。サガン鳥栖のユニホームにサインさせていただきまして、くじ引きをして1枚のユニホームをプレゼントしたいと思います」と言い、壇上で即席プレゼント抽せん会を始めた。

 トレスは背番号9のユニホームにサインすると、くじ引きの箱に手を入れた。箱の中には、会見に来た関係者、報道陣の名刺が入っていた。この日、関係者と報道陣は受付時に名刺を2枚、提出するよう求められており、そのうちの1枚は、トレスがくじ引きを行う際に引くためのものだったとみられる。

 会見終了後、当選者が発表され、質疑応答で代表質問を行った、テレビ朝日スポーツ局の職員が当選した。【村上幸将】