北海道コンサドーレ札幌は、15日川崎フロンターレ戦(等々力)で北海道胆振東部地震被災者の支援募金活動を行うことが12日までに決まった。川崎Fが企画していた活動を、協同で実施する。同戦のベンチを外れた選手数人が派遣され、参加予定。野々村芳和社長(46)は「被災された北海道内の方に募金をお願いするのは、どうなのかと考えていた。道外に出てしないと」と話す。

「選手からは自分たちにも何かできないかとたくさん来ていて」と、同社長へ支援活動の相談が続出したという。そんな選手の思いも理解し、タイミングや内容などクラブ内で熟慮され、決まった。

この日、クラブ関係者が被害の大きい厚真、むかわ、安平の3町を現地視察。「今は物資置き場などになっている広場が使用できるようになれば、サッカー交流なども検討したい」と話した。10月7日の訪問で調整中で、札幌イレブンが復興への手助けをする。