前半は両チーム共に、チャンスを生かし切れなかった。前半14分、横浜F・マリノスがPKをもらうも、横浜FW伊藤翔(30)のシュートを、長崎GK徳重健太(34)が、見事な反応で両手でセーブ。直後のCKのピンチも防いだ。

V・ファーレン長崎は直後の前半17分、右サイドに斜めのグラウンダーのパスに、MF飯尾竜太朗(27)が右足でシュートを放つも、横浜GK飯倉大樹(32)がセーブした。全体的にボール支配では横浜が優位に立って攻めたが無得点。カウンター狙いの長崎も決定機を生かし切れず、0-0で前半を折り返した。

しかし、後半29分、横浜が左サイドからのクロスで、ゴール前にいたFW伊藤が合わせたボールがポストに当たったがGK徳重が防ぎきれず、ゴールを割って横浜が先制した。

長崎は同点を狙って攻めに転じたが最後までゴールを奪えず黒星。これで今季、長崎のJ2への自動降格圏内17位以下が決まった。