鹿島アントラーズが、8度目のACL挑戦で悲願のアジア王者になった。決勝第2戦で強豪ペルセポリス(イラン)に敵地で0-0で引き分けて2戦合計2-0とし、初優勝で20冠目を手にした。

GKクォン・スンテは全北(韓国)時代を含めて3度目のアジア王者に輝いた。17年に鹿島に加入した元韓国代表GK。「加入のインタビューで『優勝するために来ました』と言い、その約束を守れたことがすごくうれしい」。何度か経験したアザディ競技場。「アウェーの地獄といわれる。その場所で無失点に抑えられたことはすごく良かった」と誇らしげだった。