札幌鈴木武蔵、今季ベスト弾はルヴァン杯G大阪戦

北海道コンサドーレ札幌の今季チーム得点王、FW鈴木武蔵(25)が選ぶ自身の19年ベストゴールとは? 今季札幌に加入し、リーグ戦13得点、ルヴァン杯7得点の計20ゴール。今季最後の公式戦を終え、NO・1に選出した自画自賛の1発を振り返る。

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どれだろ? やっぱりルヴァン杯決勝に導いた準決勝第2戦ガンバ大阪戦でのゴールですかね。

拓馬(荒野)に(パスを)出すって選択肢もあったけど、でも相手に追いつかれそうだなと思ったので、自分でドリブルしようと思った。この時には相手の股が開くタイミングだけをうかがっていて、これは練習からやっているので。2回、3回タッチしてシュートモーションに入ったら、股が開くだろう、と予想で打ちましたね。股しか狙っていなかったので、股だけ行ってほしいって思いで打ったら、ちゃんとミートしてくれた。めっちゃいいコースに行って気持ちよかったです。

シチュエーションもG大阪3連戦で2敗していて、トータルでは2-7で負けてる(※1)けど、最後1-0で勝てばいいって試合で1-0で勝てたっていうのが、すごい良かったなと思う。そのゴールを自分が決められたのがうれしかったですね。

第2節浦和レッズ戦の最初の1点目とかの方が(人とボールが連動する)札幌っぽいゴール(※2)だと思うけど、これも練習どおりのゴールだったと思う。フクちゃん(福森)からジェイに入るんだけど、ジェイが落として、3対3のカウンター。いつも練習でやってるような形からこのゴールが生まれました。

◆10月13日ルヴァン杯準決勝第2戦G大阪戦の鈴木のゴール 両チーム無得点で迎えた後半31分、札幌が自陣でボールを奪い、カウンターを仕掛ける。DF福森が縦パスを入れ、FWジェイに送る。ジェイからセンターライン付近右でパスを受けた鈴木は、逆サイドから駆け上がる荒野を見つつ、自らドリブルで持ち込み、ペナルティーエリア手前から右足でミドルシュート。ゴールへ突き刺した。そのまま1-0で札幌が勝利し、初の決勝進出を決めた。

※1 G大阪とは10月、公式戦3試合連続で対戦した。アウェー、パナスタでの4日リーグ戦第28節は0-5で敗れ、同地での9日ルヴァン杯準決勝第1戦は1-2で連敗。13日ホーム札幌ドームでの同第2戦は1-0で勝利した。

※2 第2節アウェー浦和戦は鈴木の2得点で勝利。前半2分、菅からパスを受けたロペスが浮き球パスを送る。相手DF裏へ抜け出した鈴木がトラップからの左足シュートで先制点を決めた。試合後、ペトロビッチ監督が「選手には『今日のようなゲームを見られたら死んでもいい』と伝えた」「マンチェスター・シティーに近いレベル。よくやってくれた」と口にするほど満足する内容だった。

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  • 札幌対G大阪 後半、決勝ゴールを決めガッツポーズをする札幌FW鈴木(左)(撮影・佐藤翔太)