【チェンマイ(タイ)18日=西塚祐司】北海道コンサドーレ札幌は、タイリーグ2部プレー・ユナイテッドと今季初の練習試合を行い、5-3で勝利した。

前線のメンバーで唯一、フル出場したFW鈴木武蔵(25)は、前半6分に左CKを頭で決めて先制点を挙げた。昨年の練習試合初戦に続くゴールに「1号キラーですね」と笑った。

今年は昨年のメンバーがほぼ残留し、より精度を高めて臨む。ゴールはDF福森晃斗(27)のプレースキックから。後半もFWジェイ(37)とのコンビネーションでゴールに向かった。「他のチームよりも連係ができている。メンバーが変わらないのはプラス材料」。目立った補強はなかったが、それが強みにもなる。

札幌に移籍して2年目のキャンプを過ごす。移籍当初は「人見知りな性格」と言っていたが、今年は若手に積極的に声をかけている。「チーム1号を取れたのは良かったけど課題もある。修正していきたい」。エースがチームをけん引していく。