閉塞(へいそく)感漂う日々を過ごす少年少女へ、トップアスリートから“半端ない”贈り物だ。日本代表FW大迫勇也(29=ブレーメン)MF南野拓実(25=リバプール)らが、新型コロナウイルスの影響で外出自粛中の子どもたちへメッセージをつづったフリーマガジン「ONE LOVE」が、3日に出版される。

1人でもできる練習方法や世界で活躍する秘訣(ひけつ)、各選手が武器とするドリブルやヘディングの解説などが詰まった1冊。書店での販売はなく、専用フォーム(https://forms.gle/TfnGATJgoj8VSpBK6)から申し込むことで、無料で入手できる。2人のほか、MF乾貴士(31)MF小野伸二(40)DF内田篤人(32)DF植田直通(25)DF酒井宏樹(29)が表紙を飾る。

大迫らが所属するエージェンシー「SARCLE」のアスリート42人が参加。「子どもたちのためにできることを」というエージェントの秋山氏の呼びかけに選手らが賛同し、短期間で実現に至った。郵送分は限定7500部で、送料含めて無料。タブレットなどで見られるPDF版も用意されている。小中学生の保護者であれば誰でも応募可能。申し込みは4月30日午後5時まで。