日本女子サッカーリーグは9日、今月7日に政府から発出された新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言に伴い、5月2日からの開幕を予定していた「プレナスなでしこリーグ1部」「プレナスなでしこリーグ2部」「プレナスチャレンジリーグEAST/WEST」の開催を延期することを発表した。開催の目途や延期する試合の代替開催日およびチケットの取り扱いについては決定次第、発表するという。

また、同リーグは今回の発令を受けてリーグに所属する全32チームに対し、緊急事態宣言の実施期間となる5月6日まで、トレーニングをはじめとしたチーム活動の自粛を要請することも発表した。

岩上和道理事長は同リーグを通じ「選手、チーム関係者の皆さんの命と健康を守ることを第一に考えました。1日も早く日常を取り戻し、皆さんに最高の試合、プレーを見せられるよう、今できることに取り組んで参ります。そして、感染拡大防止にリーグ一丸となり、引き続き努めて参ります」などとコメントした。