1日の清水エスパルスとのホーム戦で今季リーグ戦初出場を果たした東京五輪世代の浦和レッズDF荻原拓也(20)が大槻毅監督(47)との“個別面談”で士気を高めた。

2日、さいたま市大原サッカー場で先発出場した選手以外のメンバーとミニゲームや戦術形式のトレーニングを消化。練習後には大槻監督に声をかけられ、1対1で話し合う機会が設けられた。

指揮官から「試合はどうだった?」などと昨夜のプレー内容について問われたという荻原は「途中出場しながら引き分けとなって責任を感じている。攻撃ももっとできるシーンがあったと話しました」と明かした。清水戦では後半20分、MF汰木康也(25)と交代で左サイドに入ってプレー。「改善できる部分はたくさんあった。メンタルももう少しコントロールしたかった」と反省を交えながら振り返った。

来年の東京五輪世代でもあり「浦和レッズにいる以上、チャンスはあるし目標としている」とした上で「試合に出てレギュラーをつかまないとみえてこないし、そこを目指せる位置に立てない」と高い意識と危機感をみせていた。