53歳最年長出場カズ「もっとやらないと」飛躍誓う

  • ルヴァン杯の鳥栖-横浜FC戦先発出場から一夜明け、カメラに手を上げて応え、飛行機に乗り込む横浜FC・FWカズ(撮影・江口和貴)

5日のルヴァン杯鳥栖戦で53歳5カ月10日の大会最年長出場記録を更新したFWカズ(三浦知良)が、さらなる飛躍を誓った。6日に遠征から羽田空港に戻り、決勝点のMF瀬沼と到着ロビーに現れると「瀬沼のおかげです」。グアム合宿でともにトレーニングに励んだ同僚をたたえた。

リーグ戦は4連敗中と苦境にあえぐ中、勝ち点3を持ち帰り「この1試合で終わりではない。リーグ戦にも、チームとして昨日の勝利をつなげていかないと。勝ったことで、さらに競争力が強くなるんじゃないですかね」と口にした。

酷暑の試合に「かなり消耗してる」。ただ53歳で63分もプレーできるのは努力のたまものだ。クロスに頭を合わせゴール枠へシュートを放ち、MF安永へスルーパスも送った。「昔は練習をやればやるほど動けたけど、今はやっただけ動けるかというとそうではなくなった」と苦笑しつつ、「積み重ねてやってきている練習はうそはつかない」。

チームは8日にリーグ戦のG大阪戦、12日にルヴァン杯札幌戦と続く。「次に向けていい準備して。もっとやらないといけないんでね」。目標として掲げるゴールパフォーマンス「ひとりカズダンス」を実現させるべく、再びトレーニングに向かう。【岩田千代巳】