セレッソ大阪が仙台を3-0と圧倒し、3連勝でB組1位通過を決めた。

だれよりも喜びをかみしめたのが、前半33分に2点目を決めたFW高木俊幸(29)だった。「これだけ早く結果を出せて、すごくホッとしている。喜びはすごく大きい」。今年3月に腰椎分離症の手術を行い、長期離脱。9日リーグ東京戦で4分間の出場をステップに、今季初先発の試合で最高のゴールを決めた。

支えてくれた医師、トレーナーらメディカルスタッフに感謝した。「自分をまたプレーさせようと努力してくれた。自分にとって一番の励みになった。今はベストな体でプレーできている」。リーグは現在3位。堅守を誇るが、わずか9得点と課題の攻撃力解消へ、大きな戦力が帰ってきた。