前節までで暫定2位のセレッソ大阪と3位のFC東京による一戦は、ホームの東京が快勝した。

冷たい雨が降りしきる中、前半はボールを保持して攻め上がるC大阪と堅守から速攻を仕掛ける東京が互いに持ち味を出しチャンスを作るもののスコアは動かなかった。

東京の先制点は後半18分。カウンターからMF安部がドリブルで中央を攻め上がり、左サイドのFWオリベイラへ。そのままペナルティーエリア内に入って左足を振り抜き、ゴール右隅を射抜いた。

続く21分に追加点が生まれる。DF森重の左クロスをMF内田が競り、こぼれ球に反応したFWアダイウトンが右足で押し込んだ。C大阪はオフサイドをアピールしたが、判定は変わらなかった。東京はこの得点がJ1でのクラブ通算900得点目となった。

6分のロスタイムも、ここから試合は動かず。現時点でC大阪より1試合消化が多い東京。ホームで負けられない1戦をものにした。