鹿島アントラーズは湘南ベルマーレに勝利し、11年ぶりの7連勝を達成した。
前半は鹿島が攻め込んだが得点を奪えず、0-0で折り返した。
後半は湘南が鋭いカウンターで何本もチャンスを作った。16分には左サイドでボールを奪ったMF斉藤のクロスに、中央のFW石原直が頭で合わせたが、惜しくも左ポストに阻まれた。
終盤は鹿島が再び攻め立てたが、得点を奪えないままロスタイムを迎えた。
終了が近づくロスタイム4分、ゴール前の混戦からペナルティーエリア内でボールがこぼれたところを、途中出場のMFファン・アラーノが拾って右足でシュート。湘南DFに当たってコースが変わったボールは、ゴールに吸い込まれた。
このゴールが決勝点となり、鹿島が本拠で劇的な勝利を収めた。