セレッソ大阪のDF瀬古歩夢(20)が、川崎フロンターレのMF三笘薫(23)封じに執念を燃やした。3日川崎フロンターレ戦(アウェー)に向け、2日は雨の中で最終調整。オンライン取材に対応した瀬古は、同じ東京五輪世代の三笘との対決に「ワクワクします。マッチアップする場面があれば、負けたくない。相手に勢いを付けさせないように、いい準備をしたい」と気を引き締めた。

昨年はリーグ戦で川崎Fに2連敗ながら、瀬古は8月19日のアウェーでの対戦でゴールを決めている。まだ20歳だが、昨季はJリーグの新人賞にあたるベストヤングプレーヤー賞を受賞。守備陣を引っ張る存在として期待されており「自覚を持たないといけない。僕は声が通りにくいので、腹から声を出せるように。マークの受け渡しをしっかりできるよう、後ろから声をかけて、個人で負けないようにしたいです」と力を込めた。

3日川崎F、6日東京と敵地2連戦。三笘封じで、開幕ダッシュへとつなげる。