ヴィッセル神戸に加入した元日本代表FW武藤嘉紀(29)は、25日のJ1リーグ戦、大分トリニータ戦(アウェー)で初先発する可能性がある。

本人は24日、オンラインで取材に応じて「コンディション自体はまだまだ100%ではないが、練習よりも試合で上げていくしかない。(先発か)まだ分からないが、自分としては最初からでも、途中からでも準備しています」とコメントした。

デビュー戦となった21日の鹿島アントラーズ戦は後半から途中出場し、決勝点をアシスト。練習参加はわずか2日間だけのぶっつけ本番だった。

大分戦は同時加入した日本代表FW大迫勇也(31)が、初めてベンチ入りする方向。試合の途中から2トップを組む可能性もあり、武藤は「自分のよさを出すことを考えたい。2トップになれば、かなりいい関係がつくれる自信もあるし、楽しみにしています」と自信をのぞかせていた。