コロナ禍のアビスパ福岡が、さらにチーム状態を悪化させて試合に臨むことになった。
メンバーが発表され、ベンチメンバーはGK2人、フィールド選手(FP)はわずか1人の計3人で臨む。Jリーグの公式戦開催の下限人数13人(控えGK1人含む)を、何とか上回る14人での開催となった。
福岡は試合当日のこの日も選手、スタッフの計3人が新型コロナの陽性診断を受けたことを発表。7月下旬から計30人が陽性判定を受けたことになる。
ヴィッセル神戸との第1戦はGK2人、FP2人の計4人がベンチ入りし、GK山ノ井がFPで出場する苦肉の策で、2-1で先勝していた。
この日発表された福岡のメンバーは次の通り。
▽先発 GK村上、DF柳、グローリ、宮、輪湖、MF湯沢、城後、平塚、ルキアン、FWファンマ、ジョン・マリ
▽サブ GK杉山、永石、MFクルークス
【福岡のコロナ禍】
▼7月21日 トップチームの選手、スタッフの計9人が新型コロナの陽性診断を受けたと発表。
▼22日 トップチームのスタッフ1人が新型コロナの陽性診断を受けたと発表。
▼29日 トップチームの選手1人が新型コロナの陽性診断を受けたと発表。
▼30日 J1アウェーC大阪戦は0-2の敗戦。
▼31日 トップチームの選手2人が新型コロナ陽性診断を受けたと発表。
▼8月2日 トップチームの選手、スタッフの計9人が新型コロナ陽性診断を受けたと発表。
▼3日 ルヴァン杯準々決勝第1戦アウェー神戸戦は、ベンチ4人(GK2人)で臨み、控えGK山ノ井が異例のFPで途中出場するなど2-1で先勝する。
▼4日 トップチームの選手、スタッフの計3人が新型コロナ陽性診断を受け、6日のJ1ホームG大阪戦の中止を発表。
▼5日 トップチームの選手、スタッフの計2人が新型コロナ陽性診断を受けたことを発表。
▼10日 トップチームの選手、スタッフの計3人が新型コロナ陽性診断を受けたことを発表。同日のルヴァン杯神戸戦は予定通り開催。