J1アビスパ福岡は28日、福岡市内で約2時間練習し、ホーム柏レイソル戦(4日、ベススタ)に備えた。
柏戦も、強みのアグレッシブな守備から勝機を見いだす。
この日、体幹強化や、8対8のゲーム形式練習などを行い、コンディションを整えた。練習後、長谷部茂利監督(51)が柏戦へ向けた取材に対応した。
能力が高い攻撃陣を警戒する。特に、昨季得点されたFWマテウス・サヴィオ(25)に対して「パスを供給されないようにしたい」と注意した。
ただ、「ボールを握って、ペースをつかむスタイルではない」というチームだけに、堅守から攻撃につなげるスタイルを変えるつもりはない。
これまで同様、前線からの激しいプレスや、球際の攻防から相手のテンポを崩し、流れをつかむ。
選手には「ボールを持つ時間が長くなりすぎてはいけない」とまで指示して、ボール支配率が50%を下回ることも、あえて戦術に取り入れている。
今季初勝利の25日セレッソ大阪戦は、ボール支配率が約45%だった。だが、「それで十分」と指揮官。
前線プレスからパスミスを誘発。切り替えの速いショートカウンターから先制した。2点目も、セカンドボールの奪取から、怒濤(どとう)のカウンターを仕掛け、左右にパスをつないで、最後はクロスから決勝点を奪った。
相手にボールを持たせてミスを突いた。福岡の戦術が凝縮された試合だった。
新加入のFW佐藤凌我(24)も「やることは変えず、やっていることに自信を持ってチャレンジして行くことが大事」とし、“アビスパスタイル”での貢献を誓った。
昨季1勝1敗の相手にも、必殺カウンターがさく裂するか、注目だ。



