4位の東京ヴェルディは栃木SCに1-0で競り勝ち、9戦負けなしで勝ち点を72としてJ1自動昇格に望みをつないだ。
2位清水エスパルスが同73、3位ジュビロ磐田が同72で、12日の最終節を迎えることになった。
引き分けでも得失点差によってJ1自動昇格の2位となる可能性が事実上消滅する東京Vは、序盤から敵陣に攻め込んだ。だが、前半終了間際にパスミスからカウンターを許し、DF深沢大輝が相手を後方から倒して2枚目の警告で退場した。そこで与えた自陣ペナルティーエリア近くからの相手の直接FKシュートはポストを直撃。失点はしなかったが、この判定に納得できなかった東京Vの城福浩監督は審判に猛抗議した。
1人少ない状況で後半の45分間を戦うことになり、栃木のペースで試合は進んだ。だが、後半37分にMF中原輝が左足で直接FKを鮮やかに決めて勝ち越し。終了間際にDF2人を投入して逃げ切った。
殊勲の中原は試合後のインタビューで「勝つことが大事だった。(直接FKは)狙い通り。昇格争いをしていて勝ち点3が大事なゲームで、勝利に貢献できてうれしい」と話した。
得失点差はプラス24で、2位清水のプラス44、3位磐田のプラス29と比べて劣る。城福監督は「得点もたくさん取りたかった。得失点差もあるので。ただ、大事なのは勝ち点3を取ることだった。最終節で何が起こるか分からない状態をつくるにはそれしかなかった」と話した。最終節はアウェーで大宮アルディージャと対戦する。



