ビリャレアルは30日、ホームでアラベスとスペイン1部リーグ第4節で対戦し、3-1で勝利した。来週、オランダで行われる親善試合で日本代表入りを果たした久保建英(19)はリーグ開幕から4試合連続でベンチスタート。後半途中からの出場となったが、スペイン各紙の試合翌日の紙面での評価は高いものではなかった。

スペイン紙マルカは、ビリャレアルが2点リードしている後半30分から出場してあまり得意ではない左サイドに入り、試合終了間際に惜しいシュートを放った久保に1点をつけた(最高3点)。

2ゴールを決めたアルカセルが最高の3点。トリゲロス、パレホ、モイ・ゴメス、PKを決めたジェラール・モレノの4選手が2点、失点時にミスを犯したアセンホが最低の0点、それ以外の9選手は久保と同じ1点だった。

スペイン紙アスも久保にマルカ紙同様の1点(最高3点)をつけている。また枠内シュートを1本打ったこと、そして左サイドで起用された理由についてエメリ監督が「右サイドにはチュクウェゼとジェラール・モレノとの競争があるため」と試合後に明かしたことを伝えている。

その他、パレホ、モイ・ゴメス、アルカセルの3選手が最高の3点、マリオ・ガスパール、トリゲロス、イボラ、ジェラール・モレノの4選手が2点、アセンホが最低の0点、出場時間の短かったフネス・モリ、バッカ、チュムウェゼの3選手が評価なし、それ以外の4選手が久保と同評価となっている。

開幕から4試合を戦い2勝1分け1敗で勝ち点7のビリャレアルは次節、3日にアウェーで強豪アトレチコ・マドリードと対戦する。

(高橋智行通信員)