欧州リーグ3戦連続先発のビリャレアルMF久保建英(19)をスペイン紙が最高評価した。

ビリャレアルは5日(日本時間6日)、欧州リーグ1次リーグ第3戦でマカビ・テルアビブ(イスラエル)とホームで対戦。4-0で快勝した。この試合で公式戦2試合ぶり、そして同大会3試合連続で先発出場を果たした日本代表MF久保について、スペイン各紙が高く評価している。

スペイン紙アスは最高の3点をつけた。得点を決めたバエナ、バッカの2選手が久保と同評価だった。

アスはこの日の久保のパフォーマンスについて「まるでぬれたピッチが芸術的な動きを実現するアイスリンクのように、久保はターゲットを探し求め、切り込み、パスを出し、見つけた。アタッキングゾーンは完全に久保と彼お気に入りのパートナーのひとりであるバエナのものだった。久保はバエナからヒールパスを受けるもシュートがGK正面を突き、バッカと何度か連係しようと試みるが、コントロールが悪いのか、わずかにずれてコネクションできなかった。しかし後半開始直後、久保は2人相手にフェイントをかけ、対角線状の完璧なパスを送り、バッカのヘディングでのゴールをアシストした」と描写した。

一方、スペイン紙マルカの評価は2点(最高3点)。バッカが最高の3点、ルベン・ペーニャ、アルビオル、ジャウメ・コスタ、イボラ、バエナ、フェル・ニーニョの6選手が久保と同じ2点だった。

ビリャレアルは欧州リーグ1次リーグで3連勝を飾り、勝ち点9で2位マカビ・テルアビブに勝ち点3差をつけて首位をキープした。久保は3試合全てに先発出場して1得点3アシストを記録し、チームの成功に大きく貢献している。(高橋智行通信員)