スペインリーグで珍しい場面が発生した。ラヨ・バリェカノがホームで、日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダードと対戦。同点弾が取り消され、一転PKで失点するシーンがあった。

ラヨが1-2のビハインドで迎えた後半24分。敵陣からボールをつなぎ、右サイドからクロスを上げた。頭で落とし、MFディアスが右足でゴールを決めて2-2の同点かと思われた。

しかしVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入し、主審がビデオを確認。ゴールの17秒前、自陣ペナルティーエリア内でDFラティウが相手MFマリンにタックルをして、転倒させていた。ボールを奪った流れから得点を挙げていたが、反則の有無が確認された。

結局RソシエダードにPKが与えられ、同点弾は取り消し。DFラティウにはイエローカードが提示された。FWオヤルサバルにPKを決められ、1-3とリードを広げられた。

VAR中には、両軍ベンチにイエローカードが提示されるなど混乱。後半11分に途中交代してベンチに退いていた久保にもカードが与えられた。同点のはずが、2点ビハインドを背負うことになったラヨは怒りが収まらず。失点後もベンチのスタッフにイエローカードが与えられるなど、スタジアムは騒然とした。

ただ、ラヨは後半39分にDFルジューヌがCKの流れから決めて1点差に迫った。追加タイム9分に左クロスからFWラティウが頭で決めて3-3の同点に追いついた。2点ビハインドを帳消しにする劇的な同点弾に、本拠地からは大歓声が上がった。