ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタ(37)が、母国スペイン3部リーグのアトレチコ・パソを買収していたことが19日、分かった。同選手が共同オーナーを務めるIT企業「アナザーディスカバリー」(神戸市)が6月、推定数億円の投資で買収に成功。イニエスタはオーナーの1人となり、今後は日本人選手を積極的に獲得し、1部昇格を目指すという。

イニエスタはこの日、神戸市内で日刊スポーツの取材に応じ、「今はサッカー選手として現役に集中しているが、普通ではできない経験をさせてもらっている。なかなかないコンセプトであり、アイデアだ」とオーナー業に意欲を見せた。