日本サッカー界のキング、横浜FCからの期限付き移籍でポルトガル2部オリベイレンセに移籍した三浦知良(カズ)が2月26日に56歳の誕生日を迎え、現地からオンラインで取材に応じた。

まずは56歳になった今と現地での生活について、率直な心境から語った。

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-56歳になって現在の心境は?

「あまり変化はないんですけど、毎年こうやって祝ってもらうごとに、やはり今年も56歳でまたプレーができるんだなと、またピッチに立つために頑張らなきゃいけないなっていうことを、こうやって皆さんと誕生日を迎えるたびに、ピッチに立つ思いというかね、そういうものは強くなるかなと思います」

-今シーズンの目標は?

「現在チームは8位ですよね。昨日の試合で引き分けて8位だと思うんですけど、8位ということで安全圏に入るんですけど。チームが去年3部から上がって残留というものを目標にやっていますんで、まず残留というものを成し遂げたいなと。チームとしてみんなと協力して残留というものをまずしっかり果たしたいなと思ってます」

「個人としては、非常に厳しい戦いですけど、ベンチ入りして1分でも少しでも長くピッチに立てるように頑張りたい。その中でやはり自分が勝利に貢献できるような内容、プレーをして、チームを何とか勝たす方向に、自分自身の力で勝利を1つでも持ってこれたらいいなって。そういうことを目標に今年6月までやりたいなと思ってます」

-ポルトガルではどういう感じで過ごしていますか?

「基本的に午前中練習で、午後はだいたい休息を含め自分の治療の方にほとんど使ってます。週に1回は必ず2部練があるんで。2部練といっても午後は筋トレとかそういうのをチームとしてやります」

「週に1回、午前午後があるぐらいで、あとは週末の試合に向けて、ほぼ日本と同じようなスケジューリングで時間が過ぎてると思います。試合があった次の日はダウンではなくそのまま休みになって、そこは自分自身もちゃんと休んでますし。そんな感じですかね。日本もそうですけど、ブラジルもそうでしたけど、シーズン中の過ごし方というか、時間割というか、そういうものはほとんど変わらないと思います」

-トレーニング以外の時間で息抜きとかは?

「あっという間に時間が過ぎてしまって。治療もほとんど毎日、体のケアを必ずやってますんで。もうほとんどその時間で、午後なんかそれでほとんど終わってしまうんですけど」

「リラックスするのは、こっちはカフェ文化がすごくあるんで、近くのバールに行ってカフェするっていう手段もありますし。そこで知り合ったバールのおばちゃんおじちゃんなんかともよく話してますし。そういう時間も本当に楽しいですし。言葉が分かるんで、そのへんはすごいアドバンテージで。そういうところに行っても、やっぱりみんなサッカーのことに詳しいですし、自分が新聞なんかに出ると、それを喜んでくれて僕に見せてくれたりしてね。自分の息子さんなんかを連れてきて、サッカーやってるのよって紹介してくれたりとか、そういうこともありますし。あなたのユニフォームをサイン付きで欲しいんだけど、って言ってくれるおばちゃんなんかもいたりしてね。そういう意味では街の人とも仲良くなれて、そういう部分でも馴染んでるかなと思ってます」

「あと、僕はホテルで暮らしてるんですけど、2日に1回ぐらいコインランドリーなんかに行って洗濯もしてるんで。洗濯の時間がこんなに長くかかるんだなって。それも含めて1日があっという間ですね」