準優勝3度のオランダ(FIFAランキング8位)はチュニジア(45位)を退け、2勝1分けの勝ち点7としてF組1位で1次リーグ通過を決めた。
29日(日本時間30日)の決勝トーナメント1回戦でC組2位のモロッコとメキシコのモンテレイで対戦する。
既に敗退が決まっていたチュニジアを序盤から圧倒し、開始3分に先制した。DFデンゼル・ダンフリース(30=インテル・ミラノ)の右からの低いクロスがオウンゴールを誘発。チュニジアのMFエリエス・スヒリ(31=アイントラハト・フランクフルト)に当たってゴールに入った。
同7分にはFWブライアン・ブロビー(24=サンダーランド)が追加点を奪い、全試合の得失点差をプラス6に広げた。オレンジ色に染まった会場にはファンのウェーブが起こった。
だが、雨が強まった後半9分にCKから失点。その直後には日本-スウェーデン戦で日本のFW前田大然が先制したことを知らせるチャイムが会場に響いてどよめきが起こった。
オランダはそれに動じることなく、同17分に3点目。DFヤンパウル・ファンヘッケ(26=ブライトン)が左CKを頭で合わせて再びリードを広げた。
クーマン監督は試合前日に「1位通過を目指している。日本とスウェーデンの結果は優先事項ではなく、重要なのは試合に勝つことだ」と強調。決勝トーナメントの序盤で対戦を避けたい国を問われると「優勝という目標がある。どのチームも恐れていない」と話していた。
決勝トーナメント1回戦で前回4位のモロッコに勝つことができれば、同2回戦(ラウンド16)で南アフリカ(A組2位)とカナダ(B組2位)の勝者と対戦。オランダにとっては両チームとも格下となる。


