今大会初先発で同点ゴールを決め、スウェーデンを決勝トーナメントに導いたFWアンソニー・エランガ(24=ニューカッスル)が、喜ぶチームの中で1人浮かない表情をしていた。
なぜか。実は最後まで現在の状況が分かっていなかったからだった。スウェーデン紙エキスプレッセンが伝えた。
エランガは試合を振り返り、ゴールを決めた時は「俺たちはまだまだやれる。これからだ!」と英語で叫んだという。理由は「1点で十分だと知らなかった」から。
試合後にイライラしている様子を見たFWアレクサンダー・イサク(26=リバプール)はエランガを怒り、状況を把握していなかったことを聞いて驚いた。
主将のDFビクトル・リンデロフ(31=アストンビラ)も「もちろん全員が引き分けで決勝Tに進出できることを知っていた。ミーティングでも確認した。おそらくエランガは聞いていなかったのでしょう。誰しも会議で眠くなることはある」と続けた。
グラハム・ポッター監督(51)も「それを聞いて納得した。エランガには、これ以上ないほど説明していたが、どうも別のことを考えていたようだ。ただ彼のことは大好きだ」と笑顔だったという。


