ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(41=アルナスル)がW杯の決勝トーナメント(T)における最年長ゴール記録を塗り替えた。前回大会3位のクロアチアと対戦し、0-1の後半23分にPKで今大会3ゴール目を決めた。W杯通算11点目で、決勝Tでは意外にも初ゴールとなった。チームは2-1で競り勝ち、決勝T2回戦でオーストリアに3-0で快勝したスペインと対戦する。

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ロナウドは試合後、亡き友を思い、目に涙を浮かべた。ちょうど1年前、ポルトガル代表で主力だったディオゴ・ジョタさんが交通事故により28歳で亡くなった。国歌斉唱の終盤には会場の大型ビジョンに「名誉メンバー」としてジョタさんの写真が映し出された。41歳の主将は志半ばで旅立った仲間を思いながらピッチに立ち、W杯の決勝トーナメントで初めてゴールを決めた。

「彼のことは決して忘れない。この日が何を意味するのか、みんなが分かっていた。人生における偶然の一致は時に信じられないことを起こす。我々はディオゴのため、ポルトガルのために勝った」

先制されて迎えた後半23分、ポルトガルに巡ってきたPKのチャンス。プレッシャーのかかる状況でもエースはど真ん中に蹴り込んだ。W杯の決勝トーナメントで41歳147日でのゴールは最年長記録。終盤の逆転劇を呼び込み「失点後に(チームは)少しパニックになったが、PKで落ち着いた。勝利に値する試合だ」と言った。

1年前、ロナウドはジョタさんの葬儀に参列しなかった。そのことに批判も集まった。だが、ポルトガルのスポーツ紙ボラによると、「世界的なスターであるロナウドは遺族に迷惑をかけることになるメディアの騒ぎを避けるため、出席しなかった」という。

試合後にジョタさんの背番号21のユニホームを着用し、チームメートとともに記念撮影を行った。リストバンドにはジョタさんの名前が刻まれている。次はベスト8進出を懸けたスペイン戦。イベリア半島のライバルとの大一番に向けて「準備はできている。とても白熱した試合になるだろう」。悲願の初優勝へさらにギアを上げる。

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