青学大の7区林奎介(3年=柏日体)が1時間2分15秒で、88回大会で東洋大の設楽悠太(現Honda)が記録した1時間2分32秒の記録を6大会ぶりに更新する区間新記録を樹立した。

 6区の小野田勇次(3年=豊川)が、往路で36秒差をつけられた東洋大に、逆に52秒差をつける快走を見せたが、林はその勢いをさらに上回る快走。11・8キロ地点の二宮では差を2分17秒に広げ、運営管理車の原晋監督(50)からは「区間新を狙える。大快走だぞ!!」とゲキが飛ぶ中、涼しげとも言える表情で快走。平塚中継所で大黒柱の下田裕太(4年=加藤学園)にたすきをつなぐ際は、笑みすら浮かべた。

 東洋大は渡辺奏太(2年=吉原工)が必死に食らい付いたが、タイムは1時間4分51秒。青学大との差は3分27秒に広がった。