シンデレラガールがほんわかに決意を表明した。世界選手権東京大会(9月13~21日)マラソン代表に選ばれた男女4選手が27日、都内で会見(女子の佐藤早也伽は欠席)。今年1月の大阪で日本人トップの2位となり、初代表に選出された小林香菜(23=大塚製薬)も初々しく臨んだ。

「昨日(26日)選ばれたばかりでこの状況がなかなか理解できていません。一晩寝て、起きて、ああ現実なんだと」。早大時代はランニングサークルに所属。その時に見た23年10月のMGCに感動し、同じコースをジョギングしたという。

「MGCを見て格好いいなと思っていた大学生がそれから2年たって日本代表に選ばれるなんて…」。この3カ月で人生が大きく変わった事実に、本人がついていけていない。逆に言えば、プレッシャーを過度に感じる事もなく、今はあるがままの自分でいられる。

「暑さに弱いんです、私。暑さに慣れるしかないですね。目標ですか? 後半の坂や暑さに負けず、笑顔でゴールすることです」。背伸びも過度に背負うこともない。独特のピッチ走法を9月の東京で刻む。【沢田啓太郎】

○…男子吉田が「大迫超え」を誓った。21年以降、東京五輪6位の大迫傑と一緒に練習していろいろ学んだという。「(28年)ロス五輪への第1ステップとして、大迫さんの(東京五輪での)順位を必ず超えたい」。青学大出身としては初の世界大会出場となり「(同大の)原監督には電話でおめでとうと言われた。実はこれから一緒にご飯を食べに行くんです」と喜んだ。

▽近藤亮太 最大の目標はロス五輪で活躍することなので、今回世界相手にどこまで戦えるか確認したい。のびのび走りたい。

▽安藤友香 17年のロンドン大会では非常に悔しい思いをした(17位)。17年を超えるベストのパフォーマンスを見せたい。やれるだけの準備をして臨みたい。